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パッケージのリ・デザイン
主催:財団法人たんぽぽの家
共催:株式会社ハーバー研究所
協力:エイブル・アート・ジャパン
実施時期:2009年12月19日
Issue
こまかな、また過剰なパッケージは、障害のある人だけではなく、子どもや高齢者にとってもあけにくい。身体障害のある人のなかには、日常的に自分でパッケージをあけるという経験が少ない人も多いが、どのような工夫があればより多くの人が自分でパッケージをあけることができるか。
Process
福祉施設で生産されている製品を題材に、よりよい製品パッケージをリ・デザインすることをテーマとした。今回は、障害のある人の施設である「麦の郷」で生産されているパンやうどん、きな粉などを提供してもらい、食品のパッケージを題材としデザインに取り組んだ。
Solution
パンの袋を閉じているモールを、手首をひねって開けることが難しい点に着目し、袋の口の留め具のデザインに取り組んだ。
いくつかのプロトタイプを制作して検証したところ、市販の「パッチンどめ」をややソフトな素材にしたものがよいのでは、という案がまとまった。留め具にはイラストをつけて中身を識別しやすくし、愛着の湧くデザインとして提案された。
重度の身体障害をもつリードユーザーのビールが好きだという話から、スナックやビール缶に着目したパッケージデザインを考案した。
スナックを入れるパッケージは、耳付きのジップロック。袋の口の片面を長くし、肘や足、ポットなどで固定しやすくしておく。手前の短い面には厚み(耳)をつけることで、引き開けやすくした。保存袋のように繰り返し使うものではないので、全開できる構造にすることも提案された。ビール缶については、ラムネ瓶のように、押して開栓するアイデアが出された。


