2006年度大会 共創の文化・共生の地域──つながりあういのち

 

会期
2006年7月1日(土)・2日(日)

会場
東北公益文科大学 酒田キャンパス(山形県酒田市飯森山3-5-1)
地図はこちら

更新情報 
  • エクスカーションの申込期限を延長しました。(6/18)
  • 一般演題のリストを追加しました。(6/18)
  • ホテル情報を追加しました。(6/18)
  • エクスカーションの詳細をPDFでアップしました。(6/10)
いのちへのまなざしを見失った現代社会。私たちはいかにして生の根拠を回復し、地域に根ざした支えあいの文化を生み出すことができるのでしょうか。いまこそ、自然と人、人と人との関係のあり方を根本から結び直す必要があります。地域の中に「いのちといのちのつながり」を豊かに育むための道筋を、山形・庄内の地において探りたいと思います。

手がかりは、いのちがつながりあうための様々な実践から生まれる共生の知を、伝えあい、わかちあい、再び暮らしの場に還元していくこと。さらに、地域に共生・協働の網の目をはりめぐらせ、いのちを支える仕組みづくりを積み重ねること。これらのあるところに「共創の文化」が織りなされていくのではないでしょうか。

それぞれの地域に培われてきた共生の知を掘り起こし、紡ぎあわせ、共創の文化へと展開させていくために何ができるのか。そして、ボランティアによる現代的な支えあいのあり方が、地域と真の協働関係を生み出し、新たな共創の文化として地域に根をおろしていくために何ができるのか。

これらに思いをめぐらす中で、日々の生と密着した共創の文化を醸成するためにできることを、皆さんと共に考える機会にしたいと思います。

プログラム

エクスカーション(6月30日)
選択プログラム
13:30-翌日午前中
A.出羽三山とボランティア文化
遥かな歴史が薫る山伏と信仰のふる里「出羽三山」。羽黒山、月山、湯殿山はそれぞれ現世、過去、未来を意味する「擬死再生」の世界。それは、奥の細道で松尾芭蕉も求めた世界。その昔、出羽三山が日本の中世の大学であり、山伏たちは民生委員の役割を果たしていたことを学びます。
B.藤沢文学にみるボランティア精神
鶴岡が生んだ藤沢周平。その小説には時代に翻弄されながらも、ボランタリーな精神を貫き生きた人物を描いた作品が数多くあります。その物語の舞台となった地を巡りながら、藤沢文学を育んだ風土と民情をご案内いたします。
C.庄内の森づくり活動 ~クロマツ海岸砂防林保全と地域の森からはじまる家づくり~
庄内地方には、長さ約35キロ、幅約2キロにわたる全国 有数のクロマツ海岸砂防林が、300年以上の歴史の中で地域に受け継がれています。全国的にも注目され「公益の森づくり」と呼ばれる、国・県市町・NPO・教育機関・森林組合などの協働による保全への取組み、また地域の森の木と職人による家づくりについて学びます。
D.鶴岡の"おからや"さ、ござらへ
そこは何? 両陛下献上のおからクッキーを作ってる所だども、誰さも言うなよの。誰がつくってる? ゆっくり生きてる仲間達だどもの、まぁんず、やがまし。それだけ? んでーね。クッキーも作るども“街の問題も調理”して、虐待DV、暴走族に不登校、チャイルドラインから政治家まで、あっ! 猫もいっぱい来るしの。何言ってるがわがらねて? んだば、ござらへ。
開催要項エクスカーション案内 6/10版(896K)

宿泊(分宿)を含むパッケージドプログラムにつき、別途実費を申し受けます。詳細はPDFをご参照ください(記載情報は今後更新されることがあります)。


 
第1日目(7月1日)
11:00-13:00学生セッション 大学・地域・ボランティア

全国各地からボランティア、地域活動に取り組んでいる学生が集います。各自の取り組みを報告しながら、新たなボランティアの学びと可能性について語り合います。学生はもちろん、どなたでもご参加いただけます。

13:00-14:00受け付け
14:00-17:20開会あいさつ 小松隆二(東北公益文科大学学長)
シンポジウム
つながりあういのち ~現代社会における“共生”へのまなざし~
農の営みのなかに見い出したのは、揺るぎないいのちの実感。それを見失いつつある現代社会に向けて、私たちはどのようなな“共生”を提案できるのか。教育や福祉など多方面にわたる活動の原点にある「いのちへのまなざし」を共有します。

基調講演
星 寛治(農民詩人、前たかはた共生塾長)
山形県高畠町生まれ。1954年に就農し、73年高畠町有機農業研究会を創設、農法改革と生産者消費者提携を推進。75年町教育委員に就任、83年より99年まで委員長を務める。その他各種委員を歴任。東京農大客員教授。著書に『はてしない気圏の夢をはらみ』(詩集、世織書房)、『農から明日を読む』(集英社)ほか。

パネルディスカッション
星 寛治(農民詩人、前たかはた共生塾長)
栗原 彬(明治大学教授、水俣フォーラム代表、本学会代表)
長南 光(農村の食と宿と暮らし・知憩軒、手織りつづれ・土筆工房代表:鶴岡市櫛引)
ファシリテータ 呉 尚浩(東北公益文科大学助教授)

共催:東北公益文科大学地域共創センター
託児あり、実費500円(保険料として)。事前にお知らせください。
要約筆記あり。個別の支援が必要な方は、お早めにお知らせください。
17:30-18:002006年度年次総会
18:15-20:00懇親会
アトラクション
(東北公益文科大学・和太鼓クラブW-indの会 ほか)

 
第2日目(7月2日)
8:30-9:00一般演題発題者受け付け
9:00-9:30受け付け
9:30-11:30
一般演題←こちらをクリックすると一覧が表示されます。
学会員、市民グループ、学生などによる報告発表。
招待演題 見沼学 ~武蔵野・見沼 暮らしと仕事がつくった情景をめぐって~

猪瀬良一(見沼田んぼ福祉農園代表)
八木信一(九州大学大学院経済学研究科)
山下浩志(埼玉障害者市民ネットワーク事務局長)
石井秀樹(見沼福祉農園ボランティアスタッフ)
◎猪瀬浩平(見沼・風の学校事務局長)

暮らしと仕事の中で生まれた多元的な関係が、制度に支えられるだけの「モノ」に変わっていく──ここでは、武蔵野の情景における「廃棄物」や「障害」に込められた意味の変遷を顧みながら、暮らしと仕事、情景に根ざした「共にある」営為としてのボランティア像を探ります。

特別演題 多様な主体の連携による森林保全
~「公益の森づくり」からボランティア活動の可能性を探る~

梅津勘一(庄内総合支庁森林整備課公益の森専門員)
砂山弘(庄内海岸のクロマツ林をたたえる会理事長)
三沢英一(万里の松原に親しむ会会長)
伊藤美代子(遊佐森林組合)
斎藤まき(鶴岡市立湯野浜小学校教諭)
◎中島勇喜(山形大学農学部教授、日本海岸林学会長)

公益の森づくりと呼ばれる、庄内地方の国・県市町・NPO・教育機関・森林組合などの協働による森林保全への取り組みから、自然と地域の再生におけるボランティア活動の可能性を探ります。

11:30-12:30ランチブレイク
12:30-14:40
グループセッションA(選択制)
共創のまちづくり

市民と行政が手をとりあうための鍵は何か──各地のまちづくりの実践を読み解くことにより、だれもが暮らしやすい地域をつくる手がかりを探ります。

  • キラリしょうない・庄内町情報発信研究所〈町民ボランティア研究員によるまちづくり〉
    菅原聡(庄内町情報発信研究所所長)
  • 長井市レインボープラン〈地域の農と食を結ぶ循環型のまちづくり〉
    若林和彦(レインボープラン推進協議会副会長、生産流通部会部会長、菜の花の村未来づくりの会会長)
    齋藤眞知子(レインボープラン推進協議会・企画交流部会員)
  • 紫波みらい研究所〈楽しみながら学ぶ地域の宝:岩手県紫波町〉
    佐藤由美子(NPO法人紫波みらい研究所事務局・地元学部員)
  • 鶴岡市第四学区・除雪ボランティア〈コミュニティワーカーの実践と地域づくり〉 
    岩浪武司(鶴岡市第四学区コミュニティワーカー)
  • ファシリテータ 廣瀬隆人(宇都宮大学教授)
グループセッションB(選択制)
ボランタリーアクションと地域再生

地域にもともと存在してきた「共生のしくみ」を再認識する──「地域が発想するボランティア」そのユニークな創造性に迫ります。

  • ヤマガタ蔵プロジェクト〈蔵の再生と市街地活性化〉
    田中亜依(ヤマガタ蔵プロジェクト学生代表、東北芸術工科大学学生)
  • 飛島ふぁんくらぶ〈漂着ゴミクリーンアップと島づくり〉 
    佐藤丈晴(NPOパートナーシップオフィス)
    林久美子(東北公益文科大学大学院生)
  • 北庄内における川をテーマとした総合学習の試み〈子どもからはじまる地域づくり〉
    鈴木康之(月光川の魚出版会)
    大井康嗣(酒田市立松原小学校教諭)
  • ファシリテータ 呉尚浩(東北公益文科大学助教授)
グループセッションC(選択制)
いのちをつたえるアート

アートとは自分のなかにある言葉にならない事柄に「かたち」を与え、他と「つながる」ための試み──いのちの確かさに触れ、地域の中で、人と人、人と自然をつなぐきっかけとしてのアートを考えます。

  • ダンス×セラピー〈共同の場としての身体表現〉
    岩下徹(京都造形芸術大学教授、山海塾ダンサー)
  • アートプロジェクト「バードネット:世界はつながっている」〈アートとまち/関係づくり〉
    太田三郎(現代美術作家、グラフィックデザイナー)
  • こども芸術大学〈アートによる「教育」概念の再構築〉
    片桐隆嗣(東北芸術工科大学教授、こども芸術教育研究センター長)
  • ファシリテータ 半田結(東北公益文科大学助教授)
15:00-16:00
パネルディスカッション 共創の文化をつくる

3つのグループセッションの様子を振り返り、共有します。

廣瀬隆人(宇都宮大学教授)
白戸洋(松本大学助教授)
半田結(東北公益文科大学助教授)
伊藤眞知子(東北公益文科大学教授) ほか
ファシリテータ 楠原 彰(国学院大学教授、インド森の民の暮らしとつながる会)

16:00-16:30まとめにかえて
栗原彬(本学会代表)

※調整中につき、発題者およびプログラム内容の一部を変更となる場合があります。その節はご了承ください。
参加申込み方法

(1)参加費をお振込ください
新規ご入会の場合は、年会費もあわせてお振込ください。払込用紙の通信欄には「振込内容(内訳)」をご記入ください。振込手数料はご負担願います。払込用紙の受領票をもって領収証に代えさせていただきます。

郵便振替口座 00980-3-94307  日本ボランティア学会

(2)参加申込フォームにご記入のうえお送りください。
 

(3)お申込み完了です。当日は受付でお名前をお知らせください。
参加費
 一般(学会員)学生(学会員)
1日目(7/1)無料
懇親会(7/1)4,000円2,000円
2日目(7/2)2,000円(1,500円)1,500円(1,000円)

※エクスカーションへのご参加には、別途実費を申し受けます(A~Cは10,000円、Dは5,000円)。詳細は上記のPDFをご参照ください。
申込/振込期限

2006年6月26日(月)

エクスカーションの申込期限は6月22日(木)

※いったんご入金いただいた参加費は、原則としてご返金いたしかねますのであらかじめご了承ください。

ホテル情報

ビジネスホテル ホテルイン酒田
〒998-0828 山形県酒田市あきほ町650-4
TEL:0234-22-5000 FAX:0234-22-5677
http://www.hotelinn.jp/
7/1懇親会終了後および7/2朝に、ホテル-会場間の送迎バスが運行されます。

申込時に「日本ボランティア学会」とお伝えください。6/24(土)までの予約は、6/30(金)4,500円、7/1(土)4,000 円となります。6/24以降にご予約の場合は5,000円。朝食付きは各850円アップです。

学生の場合は、公民館にて格安にお泊まりいただけますのでご相談ください。
連絡先 ngo@koeki-u.ac.jp (東北公益文科大学・呉研究室)

主 催  日本ボランティア学会
共 催  東北公益文科大学
実施主体 2006年度大会実行委員会
後援   山形県、酒田市、鶴岡市、三川町、庄内町、遊佐町、山形県教育委員会、社会福祉法人 山形県社会福祉協議会、庄内観光コンベンション協会、大学コンソーシアムやまがた
こちらから開催要項をダウンロードできます。ただしファイル容量が大きいため、ブロードバンド接続環境でのご利用をお勧めします。

開催要項 1ページ(PDF 452KB)

開催要項 2ページ(PDF 1MB)

開催要項 3ページ(PDF 1.1MB)

開催要項 4ページ(PDF 904KB)